健康

脊髄腫瘍体験記No.3~手術前日〜手術まで~

今まで苦しんできた神経痛の原因がMRI検査により

脊椎にできている腫瘍

だとわかり、痛みに加えて下半身の痺れ、歩行困難などの症状が現れ症状が悪化していることから緊急入院することになりました。そして発見から6日後には手術をして頂けることになりました。

(発見当初は手術は2週間後が最短と言われてました。)

先生から手術前に説明を受けたこと

脊椎腫瘍の種類

発生場所のよって種類が3種あります。
・硬膜の外側(脊椎を含める)にできて硬膜の外から脊髄を圧迫するもの・・・硬膜外腫瘍
・硬膜の内側で脊髄と硬膜の間に腫瘍ができて脊髄を圧迫するもの・・・・硬膜内髄外腫瘍
・脊髄の中から発生するもの・・・髄内腫瘍

私の腫瘍はMRIの結果からおそらく真ん中の硬膜内髄外腫瘍であるとのことでした。

手術のリスク

手術の内容としては、まず皮膚を切って、骨を削って筋肉を開いて骨の中にある硬膜を切って腫瘍を取り出す。かなり難易度の高い大手術になること。どんなに気をつけて行っても操作の中で神経を傷つけてしまい、今起こっていない症状が起きるリスクがあること。今の段階で脊椎が損傷してしまってる場合はそこの回復は見込めない。今起きている症状(胸から下の感覚の麻痺、足の痺れによる歩行困難、尿排便の出ずらさ)が残るリスクがあること。ただリハビリによって改善させることは可能。

手術するにあたってリスクはあるが、もうやるしか選択肢はないと言われました。

術後の痛み

術後、手術による傷がかなり痛みを生ずること。術後2、3日をピークに徐々に落ち着く。

腫瘍が良性が悪性か

MRIの画像から恐らく良性の腫瘍だとは思うが、病理検査をしないと断定出来ない。結果が出るまで1週間ほど時間がかかる。

このような内容の説明を受けました。

2カ月間悩まされた神経痛から解放される…そして歩けるようにもなるはず。先生を信じてがんばる!!!

手術前の準備

手術前日(入院初日)

①浣腸

私は排便が出ないという症状が出ていて、9日便秘の状態でした。すぐに浣腸して出す必要があると言われました。ただ歩くのが難しくトイレまで我慢できそうになかったのでベッドの上で差し込み便器を使わせていただきますすっきりできました。

このような注射器でお尻の穴から液を流して、しばらくすると便意が来るしくみ。差し込み便器と言うのはボウルみたいなものをお尻の下に引いてそこに出しました。

②体拭き、洗髪

術後は傷の痛みから起き上がれないみたいで前日に体を看護師さんに拭いていただき、車椅子に乗りながら髪の毛を洗っていただきました。

③手術前最後のご飯(夕食)

手術当日(16時〜手術)

①当日は朝6時に起床し、そこから手術後6時間飲食禁止!お水もダメ!

②点滴

飲食が禁止だったので脱水にならないように点滴をしました。

③手術ようのガウンに着替え、パンツも手術ようのオムツに着替えました。

④先生に呼ばれるまで待機

私は主人が面会に来てくれたり、動画を見たり緊張しながらもゴロゴロして過ごしました!

いざ手術室へ

先生からの呼び出しがあり、ストレッチャーに移つり、手術室へ運ばれていきました。

テレビで見るような手術室に人がたくさんいました。(担当医だけではなく、麻酔をかける麻酔科の先生、おしっこの管を入れる泌尿器科の先生など)

担当のお医者さんに会って「頑張ろうね」と話し、麻酔科の先生にこれから麻酔をしますと説明を受けて…そこから記憶がありません。

目が覚めた時には手術が終わっていて、朦朧としながら部屋に移されていました。

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mayucos

現役メガバン銀行員。主に窓口テラーとして働いています!新卒で入行して勤続10年以上。今現在30代、時短勤務で働いています。銀行への就職を考えている方、転職を考えている方。既に銀行で働かれている方。銀行を利用する方。そんな方の役に立つ情報を発信していきたいと思います♡

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